
引用
藤浪晋太郎とDeNAの契約合意報道に「阪神よ、震えて待て」セ球団のファンが吐き出す“私怨”(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース6月にマリナーズ傘下3Aから“戦力外”を言い渡されていた藤浪晋太郎投手(31)が、横浜DeNAベイスターズと契約合意することが、7月15日配信のWeb版『日刊スポーツ』の記事で伝えられた。 か
マリナーズ傘下の3Aタコマを自由契約となっていた藤浪晋太郎投手(31)が、DeNAベイスターズへの入団合意が確実となり、3年ぶりにNPB復帰することが明らかになりました 47NEWS
■ “未完の大器”から“挑戦者”へ
藤浪投手といえば、2012年の甲子園で大阪桐蔭高校を春夏連覇に導いた立役者。ドラフトでは競合の末、阪神タイガースに1位指名され、1年目から先発ローテを任されるなど大きな期待を背負ってきました。
しかし、プロ中期以降は制球難やメンタル面の不調に苦しみ、思うような結果が出せない時期が続きました。それでも2022年、藤浪投手はポスティングシステムでMLBへ挑戦。アスレチックス、オリオールズ、メッツ、そしてマリナーズ傘下の3Aタコマと、異国の地で自らの可能性を信じ、投げ続けました。
■ 海外で得たもの、そして帰ってくる理由
MLBではなかなか思うような成績を残せなかった藤浪投手ですが、短期間で複数球団を経験し、登板のたびに「これまでにない緊張感と学びがあった」と語っています。
特に、変化球の精度や試合中の立ち直り方、リズムの作り方など、MLB流のアプローチを吸収し、技術面でも精神面でも大きな成長を遂げたと言われています。
それでも「今はもう一度、日本で自分を見つめ直したい」という思いから、NPB復帰を決断。その受け皿となったのが、横浜DeNAベイスターズでした。
■ DeNAが期待する“藤浪の価値”
DeNAは、ここ数年、若手育成と先発投手の強化に積極的に取り組んできました。藤浪投手の獲得は、**「再生」ではなく「再挑戦」**という意味合いが強いと見られています。
制球難という課題はあるものの、藤浪のもつポテンシャル――最速160km/hに迫る速球、鋭いフォークやスプリット、豊富な経験――は、日本球界でもまだまだトップクラス。
DeNAは独自の分析システムやサポート体制を活用し、**「課題の解消」ではなく「長所の強化」**に力を入れていくと報じられています。
■ ファンの想い、藤浪へのエール
SNSやネット上では、
- 「阪神時代からずっと応援してた!もう一度輝いてほしい」
- 「MLB挑戦してる姿に勇気をもらった。今度は日本で見せてくれ」
- 「横浜に来てくれてありがとう!チームに新しい風を吹き込んでほしい」
という声が多数寄せられています。
また、阪神時代に指導した元コーチや評論家からも「藤浪ならやれる。あとは環境次第」というエールが届いており、球界全体が彼の復活に期待しています。
■ そして、これから
藤浪晋太郎の野球人生は、決して順風満帆ではありませんでした。むしろ挫折と向き合い、何度も立ち上がってきたその姿にこそ、多くの人が心を打たれてきたのだと思います。
再びNPBのマウンドに立つ日――
かつて“未完の大器”と呼ばれた青年が、31歳の“覚悟の男”としてどんな投球を見せてくれるのか。今から楽しみでなりません。
コメント