【2025年前半戦振り返り】大谷翔平、ドジャースで見せた進化と安定感

大谷、前半戦で二刀流復活 鈴木は打点リーグ2位―米大リーグ:時事ドットコム
【ロサンゼルス時事】米大リーグは13日に前半戦を終了した。ドジャースの大谷翔平選手は3月に東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズで本塁打を放つなど、日本のファンを熱狂させた。前半戦はナ・リーグトップの32本塁打で、打率2割7分6厘、60打点、12盗塁の成績。91得点は両リーグトップで、1番打者として打線をけん引した...

打者・大谷の進化

2024年オフに右肘の手術を受けたことで、今シーズンは「打者専念」として臨んだ大谷選手。しかしその分、打撃にさらに集中できたことが奏功し、前半戦終了時点での成績は以下の通りです。

  • 打率:.276
  • 本塁打:32
  • 打点:60
  • OPS:.988

特に注目すべきは出塁率の高さと、好機での勝負強さ。ランナー得点圏での打率は.360を超え、クラッチヒッターとしての評価も高まっています。4月〜6月にかけての月間MVP候補にも毎月名が挙がるほどの安定感でした

ドジャース打線の中核として

フレディ・フリーマンやムーキー・ベッツといったスター選手に囲まれながらも、3番DHとして打線の軸を任される責任は大きいものです。にもかかわらず、大谷はプレッシャーを力に変え、チームをナ・リーグ西地区首位に導いています。特に6月の対ジャイアンツ戦でのサヨナラ2ランは、今季のハイライトの一つでした。

走塁でも魅せる二刀流の”片翼”

走塁面でも大谷は抜群の脚力を見せています。ここまでの盗塁数は18。出塁後も常に次の塁を狙う姿勢は、相手バッテリーに大きなプレッシャーを与え続けています。

後半戦に向けて期待される「復投」?

さらに話題を呼んでいるのが、後半戦あるいはプレーオフに向けての「マウンド復帰」の可能性。球団や本人は慎重な姿勢を崩していませんが、ブルペンでの軽い投球練習の姿が報じられるたびに、ファンの期待は高まるばかりです。

まとめ

打撃に専念した今シーズン前半の大谷翔平は、「進化した打者」としてMLBを席巻しました。後半戦、そしてプレーオフに向けて、再び球界の話題の中心にいることは間違いありません。ひとつひとつの打席がニュースになるこの男の、次なる伝説が今から楽しみでなりません。

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